「生きなくたっていいじゃない、暮らせば。」<ドラマ「anone」>
今シーズンのドラマは「anone」
(水曜10時から日本テレビ系のドラマ)を、
楽しみに見ています。
出演してる役者さんは、
広瀬すず、田中裕子、
脚本は坂元裕二
(過去の作品は「mother」,
「最高の離婚」、
「カルテット」etc.、、、大好きです!)
ストーリーは、家族に恵まれない
若者たち、偽札づくり、誘拐、
自殺、病気、うまくいかない親子関係。。。
並べるととんでもなく暗く不穏なお話ですが、
なぜかややコミカルに、しみじみ、
ほっこりと、、不思議なドラマです。
私は、毎回それぞれのお芝居や
セリフにハッと息をのんでしまいます。
「生きなくたっていいじゃない、
暮らせば。暮らしましょう。」
は、第五話での田中裕子さんのセリフ。
「生きる」、、というと、
しっかり就職して、ちゃんと税金払って、
結婚して、子供をもって、
老後にそなえて、、、あぁ、とても大変。
一方、「暮らし」とは、朝起きて、
顔洗って、着替えて、朝ごはん食べて、
トイレットペーパー補充して。。。
暮らしの積み重ねが一日で、一年で、一生。
人生に行き詰まりを感じた時、
暮らしを意識してみると、
いつの間にかスランプを抜け出せるかもしれません。
ちょっとした発見をしたような気持ちです。
今つらい人、まず暮らしましょうよ。