遺伝子をスイッチ・オン(1)<本>
『スイッチ・オンの生き方』 著 村上和雄
”遺伝子が目覚めれば、人生が変わる”
遺伝子とかDNAと聞いても、
詳しいことは、難しそうで
「親子で似るやつでしょ」
「髪の毛で、犯人とかわかっちゃうやつでしょ」
、、、くらいの、ふわっとしたイメージしか
ありませんでしたが、
この本は、私のような無教養な人間にも
興味深かったです。
著者の村上さんは、遺伝子を研究して50年。
この本はその総決算書とおっしゃっていますが、
難しい言葉を使わず、誰にでも分かりやすく
書かれていて メモしたい箇所がたくさんありました。
特に、気になる「数字」がたくさん出てきたので
書き出してみます。
*ヒトの遺伝子情報は
1ページ1000文字で、1000ページある百科事典3200冊分!
*そのすべての情報が、
一粒のお米を60億に分けたくらいの極小スペースに入っている。
*ヒトの能力は99.5%同じ。
*チンパンジーとの差は3.9%
*ヒト・ウニの遺伝子の数22000個
*イネの遺伝子の数、32000個、ヒトよりおおい!
*ヒトの遺伝子は、2%しか使用されておらず
残りの98%は、潜在能力として秘められている。
*おなかの中で一つの細胞から、ヒトの赤ちゃんに成長する過程は
38億年の人類進化のドラマそのもの。
*一組の両親から生まれる子供は、
70兆通りの組み合わせがある。
この宇宙に一個の生命細胞が偶然に生まれる確率は、
一億円の宝くじが100万回連続で
当たるくらいの、とんでもない希少さ!
イメージできるような、できないような
数字の数々ですが、
誰かに、ちょっと知ったかぶりで
教えてあげたくなっちゃいますよね。
とにかくこの地球にニンゲンとして
生まれてくるって、 かなりすごいんじゃね?
ということがわかりました。
(ざっくりでスミマセン)
人の持っている能力はほぼ同じで、
眠っている98%の遺伝子を
目覚めさせる領域の差が、
能力の差であるように見えてしまう、
というのは、夢のある話です。
では、その眠っている遺伝子を
どう目覚めさせるか。
また次回紹介してみます。
(たぶん、またざっくりと)
そんな情報、とっくに知ってたよ!
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