リミッター解除。<GOMA>
オーストラリア アボリジニーの楽器
2009年に交通事故による脳の損傷で
高次脳機能障害により、活動は中止。
事故の二日後から、
突如点描画を描きはじめます。
それまで絵心はまったくないのに
突如 目覚めた才能。
まるで曼荼羅。吸い込まれそう。
Interview 05 / GOMA | BEHIND ART | 神戸アートマルシェ
↑画像はこちらからお借りしました。
開花した絵の才能と引き換えのように
日常生活では、さまざまな後遺症に悩まされ
苦しい日々が何年も続きます。
そんな中、GOMAさんはアメリカに渡り
サヴァン症候群の研究者や
同じように脳に損傷を受け
音楽や数学の才能に目覚めた人たちと
出会います。
↓ このETV特集は、とても素晴らしかった。
最初と最後で、GOMAさんの表情が別人のようです。
このドキュメンタリーを見て、
以前書いた、
遺伝子のスイッチについて記事を思い出しました。
GOMAさんは、
事故の衝撃で 遺伝子のスイッチが
突然入ってしまったのでしょうか。
事故からの10年
ご自身はもちろん、ご家族にとっても
つらくて大変な時期だったと思いますが
一連の流れは、彼が描く点描画のように
すべてが綿密にデザインされているかのよう。
やはりサムシンググレイトの
存在を感じずにいられません。 evergreen110.hatenablog.com
誰もが生まれながらに
特別な能力を持っているのに
厳重なリミッターがかけられていて。。。
というか、
成長の過程で、
「常識」とか「普通」
の価値観の中で
自分自身が制限をかけて
いるのかも。
「平凡な自分」
と、過小評価せず
自分の中にある
底知れぬ能力の存在を確信する。
リミッター解除のイメージは、
何かに挑戦する時の、
「勇気」になりそうです。