娘と観る「火垂るの墓」。

先日録画しておいたアニメ

火垂るの墓」を観ました。

 

 もう何度も観ているけど

自分が「親」となってからは初めて。

 

 今まで以上に、

登場する冷たい大人たちに

腹が立ち、失望しました。

 

でも、その大人たちにも自分の家族がいて、

当時は誰もが切羽詰まった

状況だったわけで。。。

 

しかも、この兄妹の父親が、

海軍のかなり上の人だったということで、

この空襲までは、戦時中でも

かなり恵まれた生活をしていたということ。

それなのに、

戦局も思わしくないとなれば

その家族が急に困った状況になったところで

周囲の人々は

快く助ける気持ちになれない、

、、、ということもあるのかなぁ。

と、今回初めて思いました。

 

そうはいっても、

 

節子ちゃんがどんどん弱って

残されたお兄ちゃんも

救われることなく。。。

 

どこに怒りと悲しみの矛先を

むけていいのやら。。

ただただ悔しく、空しい。 

 

この二人に

ふかふかの布団と

たっぷりのお風呂と

気持ちの良い寝間着と

おいしいごはんと

あまーいお菓子を

たくさん食べさせたい!!!

 

 

子供がおなかすかせて

死んじゃうなんて、

絶対だめ。

 

一緒に見ていた娘(小学二年生)は

途中から怖い怖いと、ぐずりだしました。

 

「なんで爆弾落とされるの?」

「敵は誰?」

「なんでご飯を減らされちゃうの?」

「なんでお兄ちゃん殴られてるの?」

 

たくさん質問もありましたが

うまく答えられませんでした。

娘にとっては、たぶん初めてふれる

「戦争」の断片。 

 

二人とも、当分モヤモヤを

引きずりそうですが

それでいいと思います。

 

家族がいて、

暮らす家があって、

食べるものがあって(ありすぎて!)

明日があること

 

それが「当たり前」

じゃないってことを

忘れずにいたいと思います。

 

 

 ↓ つらいけど、きっとまた観る。

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 そういえば、

 

最近知ったのですが、

火垂るの墓」は「トトロ」と

同時上映だったらしいです。

しかもトトロの後!

 

絶対 別々に観たいですよね。。。

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