大事なこと

澄みわたる空気。<大嘗祭>

元号が変わって半年たち、 この秋から、本当の意味で時代の切り替わり、 という空気をひしひしと感じます。 皇室の重要な儀式が一つ一つ終わっていくことと 関係があるのでしょうか。 14日深夜に行われた、大嘗祭。 この日を迎えるにあたって、二日前の12日…

焼き場に立つ少年。<長崎・原爆>

長崎で原爆が落とされた数日後、 アメリカ従軍カメラマンが撮った 有名な一枚の写真。 亡くなった弟を背負い 直立不動で、 焼き場の順番をまつ少年。 きつくかみしめた下唇からは 血がにじんでいたそうです。 この写真を含め、300枚もの 被ばく後の広島や長…

73年前の今日。<原爆の日>

戦争体験者が高齢化して 日本に原爆が落とされた記憶も 時とともに、薄れているような気がします。 私の幼少期は、まだどことなく 戦後の面影がうっすら 残っていました。 街はずれに防空壕跡があったり 祖父母から直接戦時中の話や なんなら関東大震災の 体…

できることをしよう。<被災地へ>

連日の猛暑で、 被災地の復旧も さらに困難になっていると思います。 突然の豪雨で 思い出のつまった自宅が倒壊したり ご家族がなくなったり。。 特に小さなお子さんの犠牲は 本当に胸が痛みます。 いつの災害も事故も、 それが起きるほんの少し前は 誰もが…

読み返しては、考える。<パエトーン>

暑い日が続きます。 クーラーの効いた 涼しい部屋にいると 一瞬頭をよぎるのは この快適さの代償。 山岸涼子さんの「パエトーン」 30年前の作品ですが、 今読むと、まるで預言書のよう。 パエトーン (あすかコミックス) 作者: 山岸凉子 出版社/メーカー: 角…

娘と観る「火垂るの墓」。

先日録画しておいたアニメ 「火垂るの墓」を観ました。 もう何度も観ているけど 自分が「親」となってからは初めて。 今まで以上に、 登場する冷たい大人たちに 腹が立ち、失望しました。 でも、その大人たちにも自分の家族がいて、 当時は誰もが切羽詰まっ…

しあわせになれる働き方。〈本〉

慌ただしかった春休みが終わり ようやく通常モードの生活に戻りました。 介護施設のパートも、 一週間ぶりの勤務。 ユニットの入口にはいった瞬間 独特の香りが。。。 決して良い匂いではないけど 嫌いじゃありません。 そして、 一週間ぶりに会う 利用者さ…

人生フルーツ<東中野ポレポレ>

ずっと気になっていた 映画「人生フルーツ」 観るなら映画館で、 と思っていました。 劇場はポレポレ東中野 時間は夕方のみ。 となると、 私にとってはかなりハードル 高かったのですが、 さまざまラッキーが重なり 奇跡的に観ることができました! 90歳のご…

73年前の今日。<東京大空襲>

図書館で借りた 石垣りんの詩集 『宇宙の片隅で』より。 「弔詞」 職場新聞に掲載された105名の戦没名簿に寄せて ここに書かれたひとつの名前から、ひとりの人が立ちあがる。 ああ あなたでしたね。 あなたも死んだのでしたね。 活字にすれば四つか五つ。そ…